まず、こちらをご覧ください。
これは、1世帯当たりのエネルギー用途別エネルギーの消費割合を示したものです。
われわれが進めるエコリフォームの普及促進によって減らすことができる部分は、
『給湯、暖房、冷房』
です。
これは、家庭の使用エネルギーの61%を占めます。
「この61%をいかに減らしていくか」、今後の課題です。
ここで、太陽光発電などの自然エネルギーを入れた時のことを考えてみましょう。
定格出力4kWの太陽光発電の商品を入れたとすると、年間の発電量は4,600kW程度になります。
1年間に使うエネルギーの消費量は、単位をあわせてみると13,400kW程度。
つまり総消費量の1/3を太陽光発電で補うことができます。
(ここでは、お話が難しくならないように簡単に計算しています)
加えて、太陽熱給湯を入れたとすると、合計でおおよそ6,500kWが自然エネルギーに変換できます。
これで約半分ですね。
将来的には、家電製品を含めたエネルギー削減を目指していかないといけませんが、できることからと考えると、今補助金などの優遇が受けられるエコリフォームからするというのも手なのかもしれません。
家電製品の買い替えは10?15年くらいではないでしょうか。
リフォームとなるとその倍くらいのサイクルとなってしまいます。
火力などで発電される電気は価格が上がるのを抑えることはできないでしょう。
これだと近い将来、光熱費が家計の大きな出費となってきてしまいます。
そうなる前に、『発電できる、使うエネルギーを減らせる家』というのを検討してみては如何でしょうか?
それが、家計だけでなく、地球のためにもなるのですから。。。
「家の中の家電製品を見てみましょう」
「二酸化炭素排出量からみる世界の中の日本人」
たった3℃の気温上昇で私たちの生活が・・・
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