大阪エコ・リフォーム普及促進地域協議会のブログリスト!



CO2削減などとは関連が薄いように感じるこの問題。

ただ世界的にみると、CO2削減と人口というのはある程度相関があります。


たとえば、現在中国の人口増加は著しくなっています。

それに伴い、中国の二酸化炭素の排出量もあと数年でアメリカを抜きトップに

たつと言われています。


日本では、少子化が問題とされていますが、

これは、経済的な観点や、政治的観点から言った問題です。


世界を見ると、今は、人口増加が問題となっています。


そんな人口増加と死亡率。


それでは、タイトルの本題に入っていきましょう。



日本の乳幼児死亡率は約0.36%


1000人に対して、3.6人が亡くなっています。

世界では、もっとも低いレベルにあります。


先進国は大方1%未満



では、発展途上国ではどうでしょう。


もっとも乳幼児の死亡率が高い国は、アフリカのアンゴラです。


そこでは、約18%


日本の実に50倍のリスクがあるのです。



現在人口増加が著しいのは、アジアそしてアフリカなどの発展途上国が多いです。


経済の情報が手軽に手に入る時代、


発展途上国も先進国並みの豊かさを手に入れることを目指しています。

生活が豊かになると人口増加につながります。

ただ、死亡率が高いと計画的に子供を産んでいくということができません。

また、発展途上国に住んでいた時に感じたのですが、

親は子供を育て、子供が大人になったときには、子供に面倒を見てもらうというのが

一般的です。

つまり、子供が多いと生活は大変ですが、将来の生活が安定する可能性を考えて

子供をたくさん産むのだと言っていました。


何をするにもお金がかかる現代で生活するため、

もともと物々交換などで成り立っていた生活を変えて先進国の豊かさを夢見る。

結果、電化製品などを得て生活は"楽"になるが、"豊かさ"が失われているように感じてしまいます。


一方日本では、核家族化が進み、人口は現象に転じたものの世帯数の増加は続いています。

世帯が増えるとどうなるのか・・・

以前お話ししたとおりです。

家族が集まって生活していれば1人当たりの二酸化炭素排出量は抑えられます。


少子化と併せて、核家族化も問題として考えていかないといけないでしょう。


それぞれ問題は抱えており、それは非常に複雑です。


CO2削減のために子供を産まない、なんてことは出来ないと思いますが、
今ある"もの"が必要なのか、考えて行動するといったことは重要なのではないでしょうか。


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家の断熱化をうたった法律ができたのは今からはるか昔、
昭和55年です。
ざっと30年前。

その頃何があったかというと世界的な問題となりました、石油ショックです。

突然ですが、石油ってガソリン以外でどんなものに使われているのでしょう?

では、周りを見渡してください。
まず、今扱っているパソコン。
プラスティックで出来た部分があると思います。
それは、石油を原料として使っています。

また、スーパーで売っている魚や肉がのっているトレーも石油から出来ています。
そう、身の回りの物の多くは石油を原料に使うものが多いのです。

石油以外からも作る方法はあるのですが、
(例えば、トウモロコシを原料に作った
プラスティック製の植木鉢なんかも売られていますよね?)
現在は、石油が安価で手軽に手に入るので、多く利用されているのです。

で、話を元に戻しましょう。

その当時、火力発電所が主流であったため、安定した電力も供給できないくらい
石油の輸入量が落ち込みました。
そのため、政府としても、石油の使用量を減らすために、家の断熱化を進めたのです。

ただ、その当時の基準は、今の基準に比べると非常に低いものでした。

いきなり進めたとしても、建築業界がついていけないためです。


ただ、そうしているうちに石油ショックは過ぎ去り、オゾン層破壊や地球温暖化の問題が
各方面から取り沙汰されるようになったため、昭和55年に制定された省エネ基準は
石油使用量の削減から省エネへと言葉を変え
平成4年と平成11年、そして平成21年に改正されています。


では、またちょっと主題から脱線してみましょう。

質問です。

石油は今のまま使い続けたらどれくらいで無くなるのでしょう?
今見つかっている油田だけを考慮して考えてみて下さい。


この答えは
諸説ありますが、50年程と言われています。


で本題に戻ります。

タイトルにも書きましたが、今再び石油ショックが起こる可能性は高いのです。

見渡すと至るところにある石油製品。
その材料である石油が50年。


需要があって供給できる量が減ると、石油を輸入に頼る日本では、
当然石油の値段が上昇します。

そうなると、現在作られる製品を脱石油製品に変えていかなければなりません。
また、ガソリンで動く自動車はどうなってしまうのでしょう。

そうならないためにも石油の使用量を減らしていかなければなりません。




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家のエコリフォームをしなくとも、
地球温暖化防止に貢献できる活動があります。

それは、

食生活の見直し

以前ご紹介したのは、『地産地消』でした。
地元で採れた野菜を食べて、輸送の際にでるCO2を削減しよう!というもの。

今回ご紹介するのは、
『食肉について考えよう!』です。


まずは、家畜の現実について紹介します。

□家畜と地球温暖化問題

 (国連食糧農業機関の報告より)

    ・家畜が温室効果ガスの約18%を排出している

   牛は、人間の活動により排出される二酸化炭素の約9%を占める


  ・亜酸化窒素の排出量のうち、家畜によるものは約65%

   
亜酸化窒素は二酸化炭素の約300倍の温室効果
   
大半は家畜の糞尿から出る


  
メタンの排出量のうち、家畜によるものは約37%

   メタンは二酸化炭素の23倍の温室効果



 
家畜の餌を作ることから、精肉されて輸送されるのにも多くの温室効果ガスを発生しています。
 つまり、お肉を食べることは、二酸化炭素を排出することに繋がるということです。

 一般的な4人家族の家庭で計算すると、
 食肉のために年間 1000リットルを超える化石燃料が消費され、
 2.5tの二酸化炭素が排出されることになるそうです。


□家畜と食料危機

 ・6億7000万tもの穀物が家畜用飼料(2002年のデータ)
  この量は、全世界の穀物生産量の約1/3


 2030年までに食肉生産量は倍増すると予測されています。
 家畜が増える=家畜用の餌を作るための土地が必要
 ということになります。

 こうなると、食肉できる裕福な国のために使われる穀物の生産用の土地が増え
 穀物の価格が上がるため、
 貧しい国の人は穀物さえも手に入らないという事態になります。

 また、日本もしかり。

 世界的にみると、裕福な生活を送っている人が多いのですが、
 食物自給率が低い日本も例外ではありません。

 アメリカが全世界の牛肉の消費量のうち25%を占めています。
 ただ、日本も食生活が変わってきています。
 

 普段の食生活からも、地球温暖化防止を考えてみませんか?


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テレビなどでも紹介されているようで、
知っている方も多いと思いますが、
新聞紙とのりだけで作る究極のエコバックが販売されています。


新聞は、読んだ後も

 大掃除で窓ガラスを拭いて綺麗にしたり、
 野菜などが乾燥しないように包んだり、
 ちょっと手間はかかるけど、細く丸めた新聞を編みこんでかごを作ったり・・・

今までもいろんな形で再利用されていましたが、
またひとつ、再利用の方法が提案されています。


高知の道の駅発祥のこのバック。
新聞のデザインをうまく取り込んで、今では3つ1,000円で販売されています。
こちらで新聞バックの詳細をご覧頂けます。
 道の駅 四万十 とおわ さんのページ


でも、究極のエコ商品。
せっかくならご自身で作ってみるのも如何でしょう。

作り方が紹介されているページがありましたので、
紹介します。


↓新聞バックの作り方↓
http://www.trend-news.jp/goods/entry-34210.html


比較的簡単に作れるようですので、皆さんも是非作ってみてはいかがでしょうか。
デザインを凝ってみたり、強度を上げたり。
お子様と一緒にも出来ますし、あなただけの新聞バックを作ってみてください。


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温室効果ガス

巨悪の象徴のように扱われている二酸化炭素などですが、
実は二酸化炭素が果たす役割って大きいって知っていました?

地球に温室効果ガスは、空気の中にはホントに少ししか存在していません。
1万人の中に4人いるかいないか程度の割合です。

でも、その温室効果ガスがないと、地球の表面温度は

マイナス20℃


くらいになってしまいます。

今、私たちが暮らす地球の平均気温は、

15℃


くらいですので、
その効果の大きさはわかって頂けるのではないでしょうか。


温室効果ガスの役割は、
地球から熱が逃げてしまわないように暖かく包んでくれている
のです。


ただ、その温室効果ガスの割合は非常にデリケートです。

たとえば、
1万人の中の4人が1人でも増えると、
それだけで地球の平均気温が
最大5℃以上も
上がってしまうと言われています。

5℃上がると、、、

世界中の人の
◆数億人が水不足になります。
◆生態系のうち40%の種が絶滅します。
◆穀物が手に入りにくくなります。
◆呼吸器疾患や感染症など健康に異常をきたす人が増え、
 医療サービスに重大な負担が生じます。

温室効果ガスはなくてはならないものですが、
その他の空気とのバランスが大事です。

今そのバランスが崩れつつあります。
数10年後も今の環境を保つためにみんなで出来ることもあります。

以下の10項目は誰でもすぐに出来ることだと思いますので、
是非みなさん実践してください。


ondankapanel_07_17.jpg



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十数年前まで冷蔵庫やエアコンなどで一般的に使われていたフロンですが、
オゾン層の破壊が問題視され、1995年に生産が全廃されました。

すでに問題解決しているように感じるこの問題ですが、
実は

今後、その影響に直面することになるのです。


2006年には、南極上空で今までで2番目に大きい規模のオゾンホールが確認されるなど、
その兆候が出てきました。


まずフロンについておさらいをしてみましょう。

ちょっと専門的になりますが、、、
フロンとは、自然界には存在しない人工的に作りだされた化学物質です。
炭素、水素にフッ素や塩素、臭素などハロゲンを多く含む物質の総称で
地上から約15kmから50kmまでにある成層圏という部分で
紫外線によって塩素原子を放出し
成層圏にあるオゾンが破壊されます。


さて、

『十数年前に大気中に放たれたフロンがなぜ今になって大きな問題となっているか・・・』

というところですが、

フロンは、放出してすぐにオゾンを破壊するのではなく
生活している地上付近に約15年ほど留まり、
そして、
じわじわとオゾン層を破壊しています。


また、怖いことに、
今、成層圏まで到達しているフロンは、

全生産量の約10%程
で、


今後80%程が成層圏まで到達する

と考えられているのです。




では、オゾン層が破壊されるとどうなってしまうのでしょう。


まず、

われわれが直接的に影響を受ける問題として、

?皮膚がんや白内障にかかる人が増える

?感染症に対して免疫が落ち、病気にかかりやすくなってしまう


ということが上げられます。


また、人間同様に、動植物への影響も懸念されます。

?生態系の影響


?農作物の収穫量が減る


などです。


フロンの生産を中止したため、代替フロンが使われています。
しかし、この代替フロンも温室効果ガスであり、オゾン層破壊物質に認定されています。
代替フロンは、地球にやさしい訳ではないのです。

そんなことから、今は二酸化炭素などに置き換えが進んでいますが、
フロンに比べて冷媒としての性能が低いなど問題も大きいのが今後の課題です。


タバコなどもそうですが、やめたからと言ってすぐに良くなるという訳ではありません。
ただ、何もしないと悪化する一方ですが・・・

規制されるので、それよりもましな代替物質を使うという繰り返しではなく、
地球環境のことを考えた商品開発が必要です。

環境問題は、
『今の生活が、今から生まれてくる子供たちの未来に繋がっている』
ということを考えて頂き、
少しでも早く対処することで、綺麗な地球を残してあげることができるよう
努力することが必要だと思います。


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そろそろキッチンが古くなってきて・・・

という方も多いと思います。

キッチン周りはだいたい15?20年くらいリフォームされる方が多いと思いますが、
リフォームする際に交換・追加すると省エネに繋がる機器があります。
技術者の方々の努力により、
10年前とは比べ物にならないほど光熱費の削減に貢献できるものもあります。


キッチン周りのもので最も効果が高いものは、


 食器洗い乾燥機 

食器洗い乾燥機は、手洗いするよりも水を使う量を大幅に削減してくれます。
また、冬場、お湯を使うことも考慮すると

約67%ものエネルギーを削減


してくれます。

お皿洗いの手間をなくし、更に節約に繋がる食器洗い乾燥機
さらに、殺菌までしてくれるものもありますので、小さなお子様がいる家庭でも
重宝すると思います。


第2位は・・・。


『 冷蔵庫 』

です。

冷蔵庫は、最新のものですと、
1時間あたり、だいたい100Wの白熱球と同じくらいの消費電力
動いています。

あれ?意外と少ない・・・と感じる方も多いでしょう。
でも、冷蔵庫は24時間365日ずっと動かしている方がほとんどだと思います。
そうすると、だいたい月1800円くらいかかります。
月の電気代の1割以上になる方もいるのではないでしょうか。

ただ、10年前はどうだったかというと、
2?3倍の電気を使っていました
かなり大型のものだと月に5,400円もかかってしまう計算になります。

夏、あまりエアコン使ってないのに、周りの家より電気代が高い気がするという方は、
冷蔵庫が原因かもしれません。



古いものを大切に使うのも大事ですが、エネルギーの負担を考えると、
買い替えの方がエコに繋がることもあります。


他には、

ガスレンジの交換だと、11%の削減

電気ヒーター式からIHに変えると22%削減



など、新しいものに交換することで出来る節約もあります。

皆さんもキッチン周りをリフォームする際は、ご検討ください。



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外を歩くには、ちょうどいい季節になってきました。

紅葉シーズン

普段、街中で生活している方も多いと思います。
車の行き交う雑多の都会で少し息苦しさを感じている方、
森や林で心身のリフレッシュをしてみませんか?

森や林は、見た目で安らぎを与えてくれる効果もありますが、
植物が発する匂いにも、

肝機能の活性化、清涼効果、生理機能の促進

などの効果があります。
これは、フィトンチッドという木に含まれる芳香成分のおかげ。

また、森林の中の新鮮な空気や渓流や滝の近くでは、
多くのマイナスイオンがあり、
そのマイナスイオンの効果によって、

肩こりの軽減、リラックス効果を促進する


と言われています。


森は他にも、
多くの生き物の活動を支え、肥沃な土壌を作り、
その土壌が流れ出さないよう木々の根が支えています。

雨が降ったとしても、洪水や土砂崩れを防ぎ、
天然のダムの役割を果たしていることから、
「緑のダム」
と呼ばれています。

森に出かけて自然に触れる。
自然に触れることで、普段の疲れを少し癒すことができるのではないでしょうか。

ちなみに、大阪府下でも、森林浴の森100選に選ばれている場所がありましたので
紹介します。

箕面公園 (大阪府箕面市)
金剛山 (大阪府南河内郡千早赤阪村)

みなさんも是非週末などに出かけてみてはいかがでしょうか。


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日本では、3R(リユース、リデュース、リサイクル)を包括してリサイクルと
呼ばれる場合があります。
が、全く異なる用語です。

リユース 
 再利用すること。
 リサイクルショップなど
 
リデュース
 抑制(必要ないものを買わない)
 エコバックなど

リサイクル
 再資源化
 ペットボトルで出来た服など・・・

こうやって見ると、どの方法が省エネにつながるか、すぐにわかると思います。
例えば、昔牛乳や、ビールなどは、リタ―ナル瓶で売られ、その瓶を返すことによって
いくらかの返金を受けると言ったものでした。
また、海外では今でも、缶ビールよりも瓶が主流のところが多く、
瓶の方が値段も安くなっています。

これは、リユースの方が、お金やエネルギーがかからない証拠。

日本では、リサイクルが省エネにつながるとして、
国を上げてペットボトルやアルミなどの回収を進めています。

ただ、ペットボトルやアルミを再度使える状態にするには、
燃やしてしまうよりもエネルギーを使うのです。
ちなみに、リサイクルする方がエネルギーを使わないものは、
鉄(スチール)と銅だけとの指摘もあります。

分別回収が徹底されて、そのリサイクルにお金がかかるので、
回収袋を有料にする。
地球にとっても私たちにとっても、決していいことではありません。

リサイクルが悪いという訳ではありません。
ものを大切にする心がけとして必要だと思います。

ただ、リサイクルをリユース、リデュースに置き換えることで
大きな省エネに繋がるのです。
江戸時代はエコ時代でした。
衣類など徹底的にリユースし、最後は、肥料として土にかえす程、
ものを捨てることに対して「もったいない」という気持ちが強かったのです。

ヨーロッパでは、リユースやリデュースがリサイクルよりも
積極的に行われています。

日本人の中にある、「もったいない」という気持ちを
いま一度思い返して、みましょう。



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省エネに気を使っている方や、毎月光熱費を確認している方にとっては、周りの方がどの程度電気代などを払っているのか気になるところだと思います。
私もその一人です。

人よりも出費が少ないと、省エネを気にしている優越感を感じることができます。小さな話ではありますが・・・


2004年の家計調査で一般的な家庭の支出がどの程度か出されています。
あなたの家の支出は平均と比べていかがでしょう。
 

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消費支出の平均は約30万円。
そのうち光熱費にかかる費用は7%程の約2万円です。
ちなみに、食費は約7万円程ですので、それと比較すると小さいのかもしれません。
ただ、今後環境税の導入や光熱費の単価が上がることが予想され、
将来のことを考えると出来る限り光熱費を抑えておきたいところ。

その光熱費を抑えるためには、何にどのくらいのエネルギーを使っているのかを
知ることが大切です。
使っているものが減らせるものなのか、減らせるとしたらどの位減らすことができるのか
を知ると、効率的に節約できるでしょう。

ここに家庭で多く使われる光熱費の内訳と、意識でどれくらい変わるのかをまとめましたので、併せてご確認ください。


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あなたの省エネ度を確認してみて下さい。

エアコンをご使用の方
1、エアコンの設定温度を夏28℃以上、冬20℃以下で運転していますか?
2、使用時間を短くしていますか?
3、こまめにエアフィルターを掃除していますか?
4、カーテンなどで熱の出入を調整していますか?
5、ドア・窓の開閉時間を短くしていますか?
6、家族が同じ部屋で団欒をしていますか?

石油ファンヒーターをご使用の方
1、設定温度を低くしていますか?
2、使用時間を短くしていますか?
3、外出・就寝前に早めに切っていますか?
4、こまめにエアフィルターを掃除していますか?

キッチン
冷蔵庫
1、季節に合わせて設定温度を調整していますか?
2、熱いものは常温で冷やしてから入れていますか?
3、扉の開閉を少なくしていますか?
4、扉の開閉時間を短くしていますか?
5、物を詰め込み過ぎていませんか?
6、適切な隙間を開けておいていますか?

調理
1、下ごしらえは電子レンジを利用していますか?
2、なべ底の水滴を拭き取ってから火にかけていますか?
3、鍋の底は大きなものを利用していますか?
4、落とし蓋を利用していますか?
5、段どりよく調理していますか?

炊飯器
1、保温時間を短くしていますか?
2、保温を使わないようにしていますか?

電子レンジ
1、冷凍食品は自然解凍していますか?

さていくつ○がついたでしょうか?

ここに挙げたものは、すべて省エネに繋がる行動です。

少し気にして頂ければ達成できるものですので、みなさんも光熱費削減を目指して実行してみて下さい。




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京都議定書以降2013年?2020年までの間に二酸化炭素排出量を25%削減すると鳩山総理大臣が公約を上げました。

世界から称賛を受けたこの公約。

この意味は非常に大きなものです。
我々は、二酸化炭素を減らす努力を、今すぐ始めなくてはいけません。

25%削減するためには、とてつもない努力か、とてつもない大金を海外に支払うのかどちらかなのです。

読売新聞で紹介されていた記事です。

ドイツ銀行がまとめた結果によると、

目標を達成するには、2020年までに海外から10億トンもの排出量購入が必要となる

ピンとこない方も多いでしょう。
現在の二酸化炭素排出権の取引価格から金額を計算すると、

1兆7千億円
 が必要です。

そんな大金が2020年までの8年間に海外に流れる計算となってしまいます。

加えて、二酸化炭素の取引価格は今後上昇するとの見方もあることから、もっと金額が大きくなる可能性が高いのです。

では、このお金はどこから出てくるのか・・・

国が払うためには、税金が使われます。
企業が払うためには、商品の価格を上げないといけません。
つまり、
税金を払う、商品を買っている、日本に住む全ての方が考えていかないといけない問題なのです。

ちょっと2020年が来ることが怖いと感じてしまいますが、一人ひとりの心がけと行動で、日本を大きく変えることはできます。

心がけと行動によって、全く気にせず生活していた時よりも17%以上も光熱費を節約できたという調査結果も出てきています。
今この省エネ行動はじめると、近い将来には、してない方と比較して家庭の支出にも大きな差が生じてきます。

家庭の支出の中では、それほど大きな割合ではない光熱費ですが、消費電力などの光熱費を10%削減することによって、年間2万円以上が節約できます。

地球にやさしく、あなたらしく

出来ることから今すぐ始めましょう。





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日本では、古くから森林と密接な関係を築いてきました。
国土の2/3が森林である国は世界的にみても貴重なのです。

森は二酸化炭素を吸収してくれています。
これは誰もが知っていることだと思います。

しかし、その二酸化炭素を吸収している森を作るには、しっかりと管理をしていかないといけないのです。

二酸化炭素をたくさん吸収するのは、成長している木です。
間伐材の手入れをし、成長した木を切り出して住宅を建てるときに使うと、二酸化炭素をストックしてあげることになります。

また、木材は太陽や自然のエネルギーで成長します。
鉄やコンクリートのように製造過程で多くのエネルギーが必要ではないのです。

そんなことから、木造住宅は地球にやさしい家だと言えます。

日本では、約6割の人が木造住宅に住んでいます。
非常に多くの木造住宅が立っています。

しかし、現在日本の木材自給率は2割を切っています

あれ?と思われる方も多いでしょう。
そんなにたくさんの木が日本にはあるのに、足りないのか?

そうではないのです。

日本で育てられた木は、海外から輸入してくるものと比較すると高いのです。
そのため、日本にたくさんの森があるのに、海外で違法に伐採される木までも輸入して家を建てるときに使っています。
日本では、伐採と植林を繰り返し、持続可能な森林管理がされています。
ただ、海外では、伐採だけを行い、植林していないところも多く、世界の森林は数を減らしています。
逆に日本では、手入れできない森林が増えている。

非常に皮肉なことです。

国内のしかも、建てる地方で育った木は、建てた後のクルイが小さいと言われます。
気候風土に合った木を使うと、反りなどによる小さな不具合が出にくいのです。

みなさんが日本の森林で育った木を使うこと。
それが地球温暖化防止に繋がることでもあります。
木造住宅を選ぶこと、そしてその木造住宅で使われる木が国内の管理された森林から伐採されたものであることをだけを気にするだけでも、大きな地球温暖化防止の活動に繋がります。


また、最近では、昔のように薪を使ったストーブが家庭のエネルギー源として見直されています。
木を燃やすと二酸化炭素が出ますが、それは、その木が成長過程に溜めこんだ二酸化炭素を再び空気中に戻す循環をしているだけで、化石燃料のように一方的に二酸化炭素を増やすこととは違います。

気密化された住宅では、暖炉となると問題がでますが、薪ストーブやペレットストーブのように家の中の空気を汚さないものも出てきていますし、燃焼効率が高く性能が高い機器も販売されています。

自然との共生

まさに薪は、そんなライフスタイルを思い返してくれるいいエネルギーとなるのではないでしょうか。




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エコリフォームをみなさまにお勧めする理由をいくつか挙げてきました。
ここでおさらいしてみましょう。

断熱・気密を上げた効果

1、もちろん暖房の熱を外に逃がしにくく、光熱費を抑えることができる
 壁・床・天井・窓・玄関ドアを熱の逃げにくいものに変える、もしくは入れてあげると温めた家の中の温度を外に逃がす量が少なくなり、暖房機器が一生懸命運転する時間が減るため、使うエネルギーを小さくできる、つまり光熱費が抑えられるということです。
 ちなみに、夏場の冷房も同様。
 夏は窓から入ってくる日射の影響が非常に大きいため、その日射を防いだり、冷房した冷気を外に逃がしにくくなるため、電気代が少なくなるということです。


2、家の中の快適さが上がる
 高断熱・高気密住宅に住んでいる方への調査によると、
 「朝の起床が楽になった」「夜のトイレがおっくうでなくなった」「子供や高齢者の室内での活動範囲が増えた」など快適さを評価する声が高いのです。
 その理由として、外の寒さを家の中に入れにくくできるため、壁・床・天井・窓の表面温度が下がらず、近づいても寒さを感じにくくなることや、天井付近と床の温度差が小さくできるため、暖房でのぼせる感じが小さくなったり、暖房をしていない部屋との温度差を小さくできるので、温度差で血圧の変動を引き起こすヒートショックが緩和されたりということが言えます。


3、冬場のあのイヤな結露が防げる
 熱を伝えにくい壁や窓によって、室内側の表面の温度が上がるので、結露しにくくなります。
 結露が原因で窓枠などが傷んでしまう、それを防ぐために毎朝結露を拭いてあげるなんて方も多いのではないでしょうか。そんな面倒な作業から解放されます。


家の中を快適にし過ぎることを否定される方もいます。
ただ、年齢を重ねていくと冬の寒さは体にとって大きなストレスを与えています。
家の中を快適にすることでこれらのストレスを少し減らし、冬場に増える高齢者の家庭内の事故(脳卒中、溺死、転倒)を減らすことができるかもしれません。
高齢者が家にいる家庭、これから高齢を迎える方は是非ご検討ください。



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