大阪エコ・リフォーム普及促進地域協議会のブログリスト!


『2、換気をしっかりとおこなうための気密化を知ろう!』


換気ときくと、隙間があった方がいいように感じるところですが、
現在の家では、そうはいきません。

それはなぜか。。。

今の家は、
アルミサッシ+外壁(サイディング)
などが一般的ですが、ここまですると、隙間はだいぶ小さくなってしまっています。

少し専門的なお話になりますが、
家の隙間の大きさを表わす指標として、
C値(隙間相当面積)というものがあります。

これは、1m2の床面積に対して、どの程度の隙間があるのかを表しています。

現在大阪などの温暖地では、5cm2くらいにしましょうという指標がありました。
ただ、気密をとろうと思わなくても、これくらいの数値は簡単に出ます。

でも、これだと不十分なのです。

それはなぜか。
以下の理由からです。

今新築される住宅は24時間動かし続ける機械式の換気システムの設置が
法律で義務付けられています。
(法律ができた経緯は、こちらのサイトをご覧ください)
簡単に言うと、家で生活していて病気にならないために、設けられたものです。

この換気システムで主流なものとして、各部屋に空気を取り込むための穴と
トイレやお風呂などにファンのついた換気扇をつける第3種換気システムという方法があります。

213594_detailImage2.jpg← 給気口(キョーワナスタ製)
vf-c22kc1_b.jpg排気ファン(マックス製)


vf-c22kc1_image.gif
  ↑ 第3種換気システムのイメージ図

この方法ですと、家の中の汚れた空気を捨てるため換気扇のみファンがついていますので、
各部屋から入ってくる新鮮な空気を確保するためには、
家の隙間を極限まで小さくしてあげないといけません

C値でいうと2cm2で給気口から入ってくる空気の量は4割程度、
5cm2では。。。。ほとんど入ってきません。

急に難しくなりすぎました。
簡単なイメージ図で理解してください。

kanki_short.jpg


これが住宅の現状です。

畳半畳に切手くらいの大きさの隙間が開いていると、
換気が十分にできる空間にはなっていないのです。

徐々にわかってもらえてきたでしょうか。

つまり病気にならないためにしっかりと換気を行うためには、
家の隙間を小さくして計画された換気を再現しないといけないのです。
そうしないと、家全体が綺麗な空気に入れかわらないのです。

現在の法律では、そこまで細かな決まりがありません。

上の図のような家が普通に建っています。
問題が大きくなっていないのは、自覚症状が出にくいのと、その原因を証明しにくいからで
潜在的な問題として今なお苦しんでいる方は多いと考えています。

住宅の隙間をなくすことは、こういった問題を小さくすることにも繋がるのです。

関連記事
「家の隙間はなぜなくさないといけないのか?」
1、家の耐久性を確保するための気密化について知ろう!
3、省エネ・健康のための気密化について知ろう!


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